キャッシュレス決済
最終更新日: 2025-10-04

キャッシュレス決済とは

 
キャッシュレス決済とは、現金(紙幣・硬貨)を使わずに、クレジットカード・デビットカード・電子マネーなどを利用して支払いを行う方法です。近年、利便性や衛生面の観点から普及が進んでいます。
 

主なキャッシュレス決済手段の比較

 

 決済手段

決済方式

利用上限額

本人確認方法

クレジットカード

後払い(ポストペイ)

利用限度額(事前設定)

サイン・暗証番号 ※1

デビットカード

即時払い(リアルタイムペイ)

預貯金残高

暗証番号

電子マネー

前払い(プリペイド)※2

チャージ限度額

不要

※1:サインレス決済契約がある店舗では、サインや暗証番号の入力が不要な場合があります(上限金額あり)。
※2:電子マネーには、後払い方式(ポストペイ)や即時払い方式(リアルタイムペイ)に対応したものもあります。


クレジットカード

 
クレジットカードは、加盟店で商品やサービスを後払いで購入できるカードです。支払い方法には以下の種類があります。

  • 一括払い:1回で全額支払う方式
  • 分割払い:複数回に分けて支払う方式
  • リボルビング払い:利用金額に関係なく、毎月一定額を支払う方式(定額・定率)

 
クレジットカードの利用履歴は、信用情報機関に登録されます。支払い遅延などが記録されるため、計画的な利用が重要です。本人も所定の手続きにより、自身の信用情報を確認できます。
カードはクレジットカード会社からの貸与品であり、他人と貸借することはできません。
紛失・盗難に備えた保険に加入できますが、本人に過失がある場合は補償対象外となることがあります。
キャッシング機能を利用して現金を借りることができますが、金利は住宅ローン等に比べて高めです。

総量規制

 
貸金業法により、貸金業者からの借入れは年収の1/3以内に制限されています。
ただし、以下の借入れは総量規制の対象外です。

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 銀行系のカードローン
  • 高額医療費の借入れ
  • 有価証券を担保とする借入れ
  • 不動産を担保とする借入れ
  • 売却予定不動産の返済原資による借入れ

デビットカード

 
デビットカードは、支払いと同時に銀行口座から代金が即時引き落とされるカードです。現金感覚で使えるため、使いすぎの心配が少ないのが特徴です。


電子マネー

 
電子マネーは、事前にチャージした金額の範囲内で利用できる決済手段です(プリペイド方式)。
ただし、以下のような方式にも対応可能です。

  • ポストペイ型:クレジットカードと連携して後払い
  • リアルタイムペイ型:デビットカードと連携して即時払い