最終更新日: 2026-01-12
財務状況の把握について
企業の財務状況は、財務諸表に記載されたデータを分析することで把握できます。主な財務諸表は、以下のとおりです。
詳細については、各リンクをご確認ください。
資金運用表について
資金運用表は、2つの時点の貸借対照表を比較し、資金の運用と調達の状況を分析する表です。年次・月次などの期間で資金の流れを把握するのに役立ちます。
資金繰り表について
資金繰り表は、一定期間の現金収入と支出を記録し、実際の資金の流れを把握・予測するための表です。日次・週次・月次などで作成され、資金管理に活用されます。
資金調達の方法について
企業は、経営活動に必要な資金を以下の方法で調達します。資金の用途に応じて運転資金と設備資金に分類されます。
自己資金
企業内部で獲得した資金で、以下の式で算出されます。
自己資金 = 留保利益 + 減価償却費 = ( 税引前当期純利益 − 法人税等 − 配当金 ) + 減価償却費
直接金融(資本市場からの調達)
| 株主割当 |
既存株主に新株予約権を与える増資方法。 |
| 第三者割当増資 |
特定の第三者に新株を割り当てる方法(資本提携・再建など)。 |
| 公募増資 |
不特定多数の投資家から資金を募る方法(株式公開企業で主流)。 |
| 私募債の発行 |
特定の投資家向けに社債を発行(プロ私募・少人数私募債)。金融機関等の適格機関投資家を引受先とするプロ私募と、企業の取引先や親族等の縁故者等、少数(50人未満)の投資家を引受先とする少人数私募債がある。 |
| 公募債の発行 |
不特定多数の投資家向けに社債を発行する方法。 |
間接金融(金融機関からの借入)
| 手形貸付 |
約束手形を差し入れて融資を受ける方法。 |
| 証書貸付 |
金銭消費貸借契約証書を用いて融資を受ける方法。 |
| 当座貸越 |
当座預金残高の不足分を金融機関が立て替える融資方法。 |
| インパクトローン |
外貨建てで融資を受ける方法。 |
| デリバティブローン |
デリバティブ取引(スワップ・オプション・先物等)を組み込んだ融資方法。 |
| ABL(動産・債権担保融資) |
在庫や売掛金などを担保として融資を受ける方法。 |
その他の資金調達方法
| リース |
機械設備などをリース会社から借りる方法。 |
| ファクタリング |
売掛債権を金融機関等に売却し、資金を得る方法。 |