中小企業の資金計画
最終更新日: 2026-06-06

財務状況の把握について

 
企業の財務状況は、財務諸表に記載されたデータを分析することで把握できます。
主な財務諸表は、以下のとおりです。

詳細については、各リンクをご確認ください。


資金運用表について

 
資金運用表は、2つの時点の貸借対照表を比較し、資金の運用および調達の状況を分析する表です。年次・月次などの期間ごとに資金の流れを把握する際に役立ちます。


資金繰り表について

 
資金繰り表は、一定期間における現金収入と支出を記録し、実際の資金の流れを把握・予測するための表です。日次・週次・月次などの単位で作成され、資金管理に活用されます。


資金調達の方法について

 
企業は、経営活動に必要な資金を、以下の方法により調達します。また、資金は用途に応じて運転資金設備資金に分類されます。

自己資金

 
企業内部で獲得した資金であり、以下の式により算出されます。
 

自己資金 = 留保利益 + 減価償却費 = ( 税引前当期純利益 − 法人税等 − 配当金 ) + 減価償却費

直接金融(資本市場からの調達)

 

株主割当

既存株主に新株予約権を付与する増資方法です。

第三者割当増資

特定の第三者に新株を割り当てる方法で、資本提携・再建などに用いられます。

公募増資

不特定多数の投資家から資金を募る方法で、株式公開企業において一般的です。

私募債の発行

特定の投資家を対象として社債を発行する方法です。金融機関などの適格機関投資家を引受先とする「プロ私募」と、取引先や親族などの縁故者を含む少数(50人未満)の投資家を対象とする「少人数私募債」があります。

公募債の発行

不特定多数の投資家を対象として社債を発行する方法です。

間接金融(金融機関からの借入)

 

手形貸付

約束手形を差し入れて融資を受ける方法です。

証書貸付

金銭消費貸借契約証書を用いて融資を受ける方法です。

当座貸越

当座預金の残高不足分を金融機関が立て替える融資方法です。

インパクトローン

外貨建てで融資を受ける方法です。

デリバティブローン

スワップ・オプション・先物などのデリバティブ取引を組み込んだ融資方法です。

ABL(動産・債権担保融資)

在庫や売掛金などを担保として融資を受ける方法です。

その他の資金調達方法

 

リース

機械設備などをリース会社から借りる方法です。

ファクタリング

売掛債権を金融機関などに売却し、資金を得る方法です。