年金制度
最終更新日: 2026-04-25

年金制度の全体像について

 
日本の年金制度は、すべての国民に共通する基礎年金を土台とし、その上に被用者年金、さらに企業年金個人年金などを加えた、いわゆる「3階建て構造」となっています。
 

年金制度の全体像

 

  • 1階部分:基礎年金(国民年金)
    すべての国民を対象とする年金制度であり、老後の生活の基礎を支える役割を担っています。
  • 2階部分:被用者年金(厚生年金など)
    会社員や公務員など、雇用されている人が加入する年金制度です。基礎年金に上乗せして支給されます。
  • 3階部分:企業年金・個人年金
    企業が独自に設ける年金制度や、個人が任意で加入する私的年金制度であり、老後の生活をさらに充実させるための補完的な仕組みです。

3階部分(企業年金・個人年金等)

確定給付企業年金

厚生年金基金

企業型確定拠出年金

個人型確定拠出年金(iDeCo)

保険会社が運営する私的年金

2階部分(被用者年金)

厚生年金保険

1階部分(基礎年金)

国民年金

被保険者の区分について

 
日本の公的年金制度では、加入者は次の3つの区分に分類されます。

第1号被保険者

 
次の条件すべてに該当する人が、第1号被保険者となります。

  • 日本国内に住所を有する
  • 年齢が20歳以上60歳未満
  • 第2号・第3号被保険者のいずれにも該当しない

 
主な対象者は、次のとおりです。

  • 自営業者
  • 農業・漁業従事者
  • フリーランス・自由業者
  • 無職の人およびその配偶者
  • 学生
    など

第2号被保険者

 
主に、次のような雇用されている人が該当します。

  • 会社員
  • 公務員(国家公務員・地方公務員)
  • 私立学校の教職員
    など

これらの人は、厚生年金保険に加入しています。

第3号被保険者

 
次のすべての条件を満たす人が、第3号被保険者の対象となります。

  • 第2号被保険者の被扶養配偶者であること
  • 日本国内に住所を有する
  • 年齢が20歳以上60歳未満

 
主な対象者は、次のとおりです。

  • 専業主婦(主夫)
  • パートタイム勤務などで、扶養の範囲内にある配偶者

 
なお、海外赴任する第2号被保険者に同行する場合などでも、所定の届出を行うことで第3号被保険者として認定されることがあります。
また、国民年金および厚生年金保険では、事実上の婚姻関係がある場合、婚姻届を提出していなくても、配偶者として認められることがあります。